飯館村「までいの力」発刊!美しく豊かな飯舘村の姿
飯舘村総務課の藤井さんからのメールを紹介します。大震災、原子力発電所の事故により、今回計画的避難地域となった飯館村の生の声をお伝えします。
また、飯舘村では「までいライフ=丁寧な暮らし方」を村民あげて推進してこられました。その取り組みを紹介する「までいの力」が発刊されました。環境にあまり負荷を与えず、健康で、ゆっくり、丁寧に生きるライフスタイルは、今後の日本だけでなく世界中に通じる考え方だと思います。本の購入は飯舘村の支援になります。ただそれ以上に、今回の大震災の教訓を活かし、復興させていくには「までいののこころ、までいの力」が必要だと思います。「までいライフ」が世界中に広がることが飯舘村の願いであり、被災された皆さんを元気にしていのだと思います。
ご協力のほど宜しくお願いします。
藤井さんのメール
件名: 飯舘村の様々な地域づくりを紹介した本「までいの力」が刊行されました。
各位
飯舘村の藤井です。
今回の原発事故の件では、多くの皆様からご支援、応援メッセージ、
義援金、支援物資などなどをいただき、感謝申し上げます。
また、同じく被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。
この度、飯舘村の近年の様々な地域づくりの取り組みを紹介した本
「までいの力」がシーズ出版から刊行されました。
今のところ、アマゾンで購入できます。
震災前の飯舘村の頑張りや笑顔がいっぱい詰まった本です。
しかし、こんな事態になってしまい。この本のページをめくる度、
この豊かで、平穏な日々はいつになったら取り戻せるのかとの思いが
こみ上げてきて、涙腺が壊れ、じっくり本を読むことが出来ません。
村の支援にもなりますので、是非お買い上げいただきたいと思います。
詳しくは、添付ファイルをご覧ください。
飯舘村の近況をお知らせします。
4/11、飯舘村は、計画停電ではなく、計画的避難区域になりました。
まだ、補償や避難など問題がはっきりしないため、村としてはまだOKして
いません。
4/12には、村内の商店や企業、農協、商工会などとの会議がありましたが
「このままでは、廃業するしかない」「村の企業は人と人のつながりで
やっている。人がばらばらになったら仕事にならない」など厳しい意見
が飛び交いました。
また、この日、稲作だけでなく、ほかの様々な農作物についても作付けを
行わない決定をしました。
その理由は、稲作さえ出来ない飯舘村で育った農作物を市場に出してし
まっては、消費者に混乱が生じてしまうのではないか。という安全安心の
作物を作ってきた農民の誠意から決めたとのことです。例え数値的に安全
が確認されていても、です。
昨日(4/13)から、全ての行政区(自治会・町内会)を回る座談会を
おこなっています。住民の皆さんから、避難に関する不安や課題、補償に
関することなどを直接お聞きするためです。
住民の皆さんからは、健康に関する不安、避難先がどこになるのか、いつに
なるのか、農業が出来なくなることや企業の倒産による生活費のこと、牛の
世話、いつ帰ってこれるのか見通しがないことへの不安、土壌改良できるのか、
東電や国への批判など、沢山の質問や意見などが語られました。
この意見をまとめ、国や東電へぶつけて交渉していくことになります。
国や東電の責任者は、この座談会に出席し、飯舘村に住む住民の思いを悔しさ、
怒り、不安などを直接聴くべきだと強く思います。対策は、現場で考えるべき
です。
また、飯舘村は大地が汚染され、稲作ができなくなってしまいました。
日本は米が貨幣であり、税金であり、豊かさの尺度です。稲作は文化であり、
稲ワラは様々な加工品の材料です。
米を作れないということは、日本人を辞めろと言われているような気が
します。今年、飯舘に春は来ないのでしょうか。
村民は不安でいっぱいです。自治体として何をすべきか、存在意義自体を
問われている気がします。
それでも、前に進むしかありません。必死になって頑張っていますので
応援よろしくお願いいたします。長期戦を覚悟しています。
引き続き、義援金のご協力をお願いいたします。住民の皆さんの避難の支度
や当座の生活資金に使わせていただく予定です。
●村のホーページ http://www.vill.iitate.fukushima.jp/で、義援金を
お願いしています。
「飯舘村では義援金を受け付けています。
そうま農業協同組合 飯舘総合支店 普通1487767 飯舘村(いいたてむら)まで」
是非、知人・友人・職場・縁故関係など皆さんにお知らせください。支援の輪を広げて
いただければ嬉しいです。
それでは、また。


